大人のレイヤードスタイルについては、見せる重ね着を意味し、女性特有のシルエットや体のラインを薄れさせるスタイルを意味します。
レイヤードスタイルの良い点は、ファッションの方向性をシャープにして体のラインをより出すことが可能な点、
あえて体のラインが出ないようにごまかせる点です。
この2つが大人のレイヤードスタイルの方向性で、ファッションの見せ方が2極化できるのが大人のレイヤードスタイルになります。
例をあげますと、体のラインを見せるスタイルであれば、ブラウスやベストを衣服の上から羽織り
下半身をストレッチパンツで仕上げれば、女性特有のラインが出ます。
一方で、体のラインを出さずにさわやかな印象を与えるコーデについては、
上半身をダウンにして下半身をスカートにするなどを行えば、大きいサイズのレディース服は体のラインをごまかすことができます。
大人のレイヤードスタイルは、バランスを柔軟に変化させることで季節に合わせてコーディネイトできる点もウリです。
たとえば、上半身をブラウスにし、下半身をミニスカートにするなどを行えば、秋口に通用するコーディネイトになりますので
コーディネイト次第では全季節をコーディネイトできるのがレイヤードスタイルです。
レイヤードスタイルは、重ね着という手法上、衣服がダボついてしまうという問題があり、
ダボつきが子供っぽさ及び、ダサい印象を与えてしまう要因になります。
だから、着る人を選ぶと言われているのがレイヤードスタイルで、女性特有のラインを意識しすぎると
体のラインが崩れている女性の場合、太っていることなどが強調されてしまうんです。
一方で、体のラインをごまかそうとすると、ダボ付きが強調されファッションでいう、大人のレイヤードスタイルと言われるのです。
レイヤードスタイルはいわば、協調性、調和の両立があってして初めて大人の女性特有の格好良さが出るファッションだということです。