自分に似合う服を探す旅

身長が高く、どうしても大きいサイズの服を着ることが多い私。
女性ということもあって、身長は小さい頃から気にしているコンプレックスの一つでした。
できるだけ背が高く見えないように気を配りたくても、隠すことが出来ないのが現実です。
そんな私が、大きいサイズの服を買って後悔した経験があります。
一時期、森ガールというナチュラルなファッションが流行っていた時があったんです。
森ガールと言えば、女の子らしいレースが付いた襟や、フワッとしたワンピースが主な服装なのですが、私も流行りに乗っかって真似したことがありました。
勿論、その時に私が買ったのはLLサイズで、一番大きいサイズでした。
ワンピースなので一枚で着れるという楽さもあったのですが、ウエスト部分がダボッとしているので、普段よりも太って見えてしまうデメリットもあったようです。
それに気付かずに、ある時その服を着て電車に乗ってしまったことがありました。
満員電車に揺られながら立っていたら、近くに座っていた高校生の男の子が私の姿に気付き、親切で「どうぞ」と席を譲ってくれたんです。
その当時、私はまだ20代前半で恥ずかしさから断る勇気もなく、お言葉に甘えて座ってしまいました。
でも、何となく妊婦さんに間違われたショックと罪悪感に襲われて、それ以降そのワンピースはお蔵入りとなったのでした。
今でもあの記憶は忘れることが出来ません。
でも、お洒落は楽しみたいので服のジャンルを変えながら自分に合う服装を探している最中です。
いつか、コンプレックスを強みにできる日が来るように自分に自信を付けれるように頑張ります。