コロナ禍の真っ最中であり、年始には全く想像していなかった世の中が、混とんとしている状況です。
そんな世相を受けたこの夏のファッションは、破天荒な派手派手カラーではなく、やや落ち着いたカラーが主体になります。
黄色とかピンクとか真っ赤というのは、10代のトレンドに取り込まれることはありますが、40代50代の大人女性にはブラウン、ブラックが基本のカラーになります。
そしてデザインに関しては、「ドット柄」「透け感」というのが全般の基本の形になるかと思われます。
真夏の熱気を、真っ赤とか派手なピンクで跳ね返すというのではなく、「透け感」をデザインに取り込み、やんわりと外すことで熱さを感じさせない。あるいは「ドット柄」を前面に出すことで、爽やかな形で夏を乗り越えるのが今年のやり方になります。
毎年のように明るい色で、派手さを演出しながら、ポップに着こなすのではなく、渋さすら感じられるモノトーンで取り入れて、40代らしいエレガントな雰囲気を演出するのが今年のおしゃれということになります。
夏に外せないとも言っていい、シアーな素材、カットワーク刺しゅうなどの透け感素材を随所随所に取り入れることでなにげないこなれ感を演出できると、グッとおしゃれな印象になること請け合いですね。